はじめに
関連情報
Jaegerのドキュメントポータルへようこそ!ここでは、初心者から経験豊富なJaegerユーザーまで、さまざまな情報を掲載しています。
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分散トレーシングを初めて利用する場合は、下記の関連リンクのセクションをご覧ください。
概要
Jaegerは、Uber Technologies がオープンソースとしてリリースした分散トレーシングプラットフォームです。Jaegerを使うと、以下のことが可能です。
- 分散ワークフローの監視とトラブルシューティング
- パフォーマンスのボトルネックの特定
- 根本原因の追跡
- サービス依存関係の分析
Uberは、ブログ記事Evolving Distributed Tracing at Uber で、Jaegerにおけるアーキテクチャの選択の歴史と理由を説明しています。Jaegerの作成者であるYuri Shkuro は、Jaegerの設計と運用、および分散トレーシング全般の多くの側面を詳細にカバーする書籍Mastering Distributed Tracing を出版しています。
機能
- OpenTracing にインスパイアされたデータモデル
- OpenTelemetry と互換性あり
- 複数の組み込みストレージバックエンド:Cassandra、Elasticsearch、およびインメモリ
- gRPCプラグインを介したコミュニティサポートの外部ストレージバックエンド:ClickHouse
- システムのトポロジーグラフ
- 適応サンプリング
- サービスパフォーマンスモニタリング(SPM)
- 収集後のデータ処理
詳細については、機能ページをご覧ください。
技術仕様
- Goで実装されたバックエンドコンポーネント
- React/Javascript UI
- サポートされているストレージバックエンド
- Cassandra 3.4+
- Elasticsearch 7.x、8.x
- Badger
- Kafka - 中間バッファとして
- メモリストレージ
- リモートストレージAPI経由でのカスタムバックエンド
クイックスタート
入門をご覧ください。
スクリーンショット
トレースビュー
トレース詳細ビュー
サービスパフォーマンス監視ビュー
関連リンク
- JaegerでHotRODに乗ろう (ブログ)
- Uber Engineeringにおける分散トレーシングの進化 (ブログ)
- 分散トレーシングの習得 (書籍)
- OpenTracingチュートリアル (Java, Go, Python, Node.js, C#) (チュートリアル)
- 分散トレーシング101を学ぶ (チュートリアル)
- OpenTracingを使用してGoでHTTPリクエストのレイテンシーをトレースする (ブログ)
- KubernetesでのJaegerとPrometheusによる分散トレーシング (ブログ)
- IstioでのJaegerの使用 (ドキュメント)
- EnvoyでのJaegerの使用 (ドキュメント)